※以下の記事の続きです
daifuku-onigiri.hatenablog.com
奏雨「気分転換の散歩っち言いよったのに、買い物しとるけん(汗)」
雪乃「お酒を飲みながら鑑賞会も悪くないかなーって思って?」
浅水「ちゃんとおつまみも買ったからね。ちょいシブめだけど」
奏雨「二人共、酒飲みなんやね。あたしも買ったんやけどさ(苦笑)」
雪乃「それじゃ、グリーヴァのベストアルバム『グリーヴァ』の通常盤を聴いていこう!」
浅水「1曲目は初回限定盤と共通だけど、飛ばして聴くのも何だからまた聴こっか」
Dead[en]D
雪乃「DELUHIの"s[K]ape:goat"を聴いてるのかと思った!」
奏雨「前回と全く同じリアクションなんやけど(汗)」
浅水「タイトルは[en]を強調してるけど──」
奏雨「そっちも同じコメントせんでいいけん(苦笑)」
退廃的狂葬
浅水「あのリズム再びって感じ(笑)」
雪乃「歌詞は彼女の振る舞いが余計に酷くなる前に●した、みたいな?」
浅水「似たようなストーリーだなあ」
甘イ右脳、赭イ左脳。
雪乃「しっかりと"脈"を演奏してるね~」
浅水「途中から違うけど、曲の統一性の無さはある意味一緒かな」
奏雨「と言うか、あのいつものリズムを間奏に入れる必要あったんやろか」
雪乃「それと、セロトニンが歌詞では『セトロニン』になってると思ったら、歌もセトロニンって言っちゃってる……」
浅水「まあでも良いんじゃない? Kra(ケラ)だってフィロソフィーを『フィソロフィー』って書いてたし」
奏雨「両方とも何となくで使ったのがバレバレやね……(苦笑)」
LOVELESS
奏雨「お、綺麗な曲やん」
浅水「意識してる曲は"ゆらめき"かな」
雪乃「歌詞もソレっぽいところあるよね」
奏雨「主人公の情けなさは健在っち感じやねぇ」
拝啓、愛しのアイドル様へ
奏雨「すごい歌詞やね(笑)」
浅水「タイトルは蜉蝣の"アイドル狂いの心裏学"だけど、曲は"FILTH"っぽいし、歌詞は"ZOMBOID"っぽいし」
雪乃「そういや大日本異端芸者時代のガゼットをパクったことで有名なゴシップってバンドがいたけど、"とあるアイドルオタクの異常な愛情"って曲があるよね」
奏雨「パクリバンドは考えることが一緒なんやろか(汗)」
十字架ニ捧グ赤イ×××
浅水「タイトルはLa:Sadie'sの"十字架ニ捧ゲル夢…"を引用してるね」
雪乃「三拍子の曲かあ。どこかで聴いたことあるような無いようなって感じの曲」
浅水「PIERROTの"自●の理由"のサビに近いかなぁ」
Dirt Show[case]
雪乃「歌詞はザアザアの"コワイクライ"みたいな内容だね」
浅水「サビはメロディアスなんだけど、Aメロにあたる箇所が"CHILD PREY"っぽいね」
死闘
浅水「この曲は『GRIEVA』名義なんだね」
雪乃「"OBSCURE"を激しくしたって感じの曲だねぇ」
浅水「GRIEVAに名義を変える要素あったのかな?」
血液ゼリィ
奏雨「ようこんな気持ち悪いストーリー書けるねぇ」
浅水「変ゼミって漫画の『●血ゼリー』のくだり思い出した」
夢デ逢ウ貴女ガ削除デキマセン
浅水「イントロのカッティングで何故かANTHEMの"SOLDIERS"っぽいと思ってしまった」
雪乃「音は似てるね(笑)」
浅水「歌詞はク●リ使った人なのか、被害妄想なのか」
雪乃「どこか"蒼い月"っぽいなぁって思ったね」
-273.15℃
浅水「曲名は『絶対零度』って読むと思うけど、lynch.以来かな」
雪乃「曲そのものは綺麗だね」
浅水「Ruvie(ルヴィエ)の"brilliant lover's"のサビと一致してるみたいだよ」
雪乃「Ruvieは音源プレミアだから持ってないんだよねぇ、聴いてみたいな」
奏雨「Ruvieっちさ、amber gris(アンバーグリス)の人がやりよったバンドやったっけ?」
浅水「だね。で、この曲。冬の歌かと思ったら春が来てるから、私の冬曲プレイリストには入らないかな」
奏雨「そんなプレイリストあるん??」
浅水「いや、これから作ろうかと(笑)」
奏雨「へー、楽しみにしとこ」
Bondage
雪乃「またまた監禁ソングだね」
浅水「激しくメロディアスな曲」
奏雨「コメントが短い……(汗)」
夕刻絶交センチメンタル
浅水「タイトルは蜉蝣やR指定っぽさを感じるね」
雪乃「歌詞はDIRの"理由(わけ)"を諧謔的にアレンジしたような内容だね」
刑法第39条第1項「心神喪失者ノ行為ハ之ヲ罰セス」
雪乃「狂鬼さんは『刑法第39条』をテーマに歌詞を書きたいという願望はあったんだろうなぁ」
奏雨「でも歌詞がそういう風に見えんのやけど……」
浅水「間奏と終わり方は"残 -ZAN-"だね」
罰 -batsu-
浅水「始まり方は"霧と繭"だ。なんでバッハの"小フーガト短調"を取り入れてるのか分からないけど」
雪乃「Madeth gray'll(マディスグレイル)の"呪ワレシ華ノ生命…"にも使われてるから、ヴィジュアル系は"小フーガト短調"を用いなきゃ! って思ったんじゃないかな?」
浅水「そういやXの"ROSE OF PAIN"のイントロでも使われたね」
奏雨「グリーヴァはイントロ以降もめちゃ取り入れとーけどね(苦笑)」
自己精神●害推進會
浅水「自己啓発セミナーをテーマにしてるのかな。にしてはMOSAIC.WAVの"洗脳・搾取・虎の巻"っぽさがあるけど」
雪乃「掛け合いの箇所はえんそくの"ゴリラの丘"に似てるんだよねぇ」
奏雨「出てくる曲名がこの曲のテーマに合っとらんよ(苦笑)」
解離性同一性障害
浅水「狂鬼さんはどこかで解離性同一症をテーマにした歌詞を書きたかったんだろうね。曲はカッコイイよ」
奏雨「多重人格障害とは違うんやろっか」
浅水「昔の言い方が多重人格障害みたいだね」
雪乃「中二病のような扱い方されてるのが何とも言えないよね」
水中沈む透明な匣
雪乃「ミドルテンポの曲だね」
浅水「歌詞は"Bottom of the death valley"みたいなことを書きたかったのかな」
-終焉-
雪乃「ミドルテンポの曲だね」
奏雨「連続で同じコメント……(汗)」
浅水「歌詞は『面倒臭い人』をテーマにしてるね」
true grief
雪乃・浅水「「"ゆらめき"だ」」
奏雨「うわ、ハモった(苦笑)」
浅水「最初ら辺に聴いた"LOVELESS"もソレっぽいなと思ってたけど、この曲の方が凄いね」
雪乃「言い逃れ出来ないことを自分からやるって、ほんと凄いよグリーヴァは(苦笑)」
●戮ノ情景
浅水「戦乱を主題にしてるのは分かる」
雪乃「生々しい歌詞ばかり書いてる狂鬼さんにしては珍しい書き方してるね」
失明
浅水「ここで言う失明は『虚ろ』って意味で使ってるのかな」
雪乃「ムックの"盲目であるが故の疎外感"とは違うもんね」
浅水「BメロはR指定の"VISUAL IS DEAD"のサビに似てるなあ」
妄想主義者ノ背徳
浅水「加虐的なことを想像してるみっともない内容だね」
雪乃「Xで言うところの"SADISTIC DESIRE"みたいなことを書きたかったのかもね」
黒ノ呪縛
雪乃「また"FILTH"っぽい曲だ!」
浅水「流石に途中で変えてるけど、このパターン多いね」
奏雨「そんなごっこ遊び聞いたことないんやけど(汗)」
悦楽的自虐妄想癖な僕の事情。
雪乃「メロディは良いねぇ」
浅水「歌詞の『絶頂快感逝っております』は"鴉 -karasu-"からの影響だろうね」
深淵
浅水「歌詞は1988年の何かをテーマにしてそうだけど、何か事件あったっけ」
奏雨「調べてみたけど、分からんかった」
鬼ノ犇メク籠目唄
奏雨「冒頭の無理やりピッチ上げたみたいな歌い方が何かイヤやな……」
浅水「かごめ唄をベースに歌っていて、"蝕紅"に影響受けてるね」
雪乃「曲調こそは違うけどねぇ」
鬼経 -kikei-
浅水「ずっしりと進んで行くような曲」
雪乃「それくらいしかコメントが出てこないんだよねぇ(汗)」
幻影Syndrome
雪乃「グリーヴァの曲だね~」
奏雨「コメントが適当にも程あるやろ(汗)」
侵喰 -shinsyoku-
雪乃「カニ●リズムを簡易的にしたような歌詞だね」
奏雨「それをテーマにしとーけん、『侵喰』という表記なんやろか。ところで『しょく』っち読むっけ……?」
浅水「サビはRENTRER EN SOI(リエントールアンソイ)の"STIGMATA"っぽいなと思ったよ」
黒蟻ノ群レ
浅水「グリーヴァがやりがちな曲を短くしてる感じ」
雪乃「オリジナリティは無いねぇ」
浅水「最後の吐き捨ては"-I'll-"詐欺のオマージュなのかな」
蜥 -tokage-
浅水「歌詞はわざと●体遺棄して鑑賞するという悪趣味すぎる内容だね」
奏雨「タイトルと歌詞の関連性は何なんやろか」
雪乃「サビは"Cage"っぽいけど、全体的には違うね」
MAD[ism]Night party
雪乃「ライブに来たファンのボルテージを上げるための曲なのかな?」
浅水「それは合ってるかも。グリーヴァのファンは『MAD[ist]』って言うみたいだから」
奏雨「へえ、そこは『虜』みたいなファン名称にせんかったんや」
雪乃「まあ虜は非公式だから、そこはグリーヴァサイドも分かってるんだろうねぇ(苦笑)」
罪 -tsumi-
浅水「よく聴いた感じの曲調で、ギターソロが"残 -ZAN-"スタイルだ」
雪乃「狂鬼さんって、『君』がどこか残りがちじゃない?」
浅水「他の曲にもあった気がする(笑)」
奏雨「あと、狂鬼さんは何人●したら気が済むと?」
悲しみは巡りゆく季節と眠る哀
雪乃「タイトルは"悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱"を意識してるけど、曲は良いバラードだねぇ」
浅水「『逢いたい』をわざと『はいたい』って歌ってるね。そこはバラードを台無しにしてるような」
雪乃「中盤で静かになって間奏に入るところは、"ain't afraid to die"っぽいかな?」
浅水「それもあるかも知れないけど、どちらかと言えばナイトメアの"まほら"じゃない?」
雪乃「あ、それだ!」
腐『furan』乱
雪乃「ギターソロが前半と後半で用意されてるんだね、面白い造り!」
浅水「前半ギターソロはずいぶんメロディアスで良いね」
雪乃「激しい中にピアノを導入したりと、タイトルと違う綺麗さがあるね」
in the Blue
奏雨「えっ、短くない?(笑)」
浅水「中身がごっそりカットされたような短さがあるね」
雪乃「昔のヴィジュアル系らしいメロディが際立った曲だなー良いなーって思ったけどね~。たぶんわざとやったんだろうなぁ(笑)」
煉獄
奏雨「いよいよラストやね」
雪乃「このベスト通常盤にだけ入ってる新曲みたいだよ」
浅水「へえ、グリーヴァが最後に作った曲だけあって、昔のDIRっぽいようなものをそぎ落として、スマートな楽曲になってるね」
雪乃「確かに聴きやすいね。長くもなく短くもなく、この作品を〆るに相応しいよ!」
雪乃「これでグリーヴァの初回限定盤と通常盤、全て聴き終えたけど、みんなどうだった?」
浅水「パクリバンドなのは間違いないんだけど、演奏技術はあるし良い曲も多いから、結果的に良いバンドだったよ」
奏雨「そやね、グリーヴァを通して近年のヴィジュアル系と昔のヴィジュアル系の良いとこどりが味わえた感じがして、良い経験になったよ」
雪乃「このベストアルバムの初回限定盤と通常盤を同時購入したら、特典のディスクとしてミニアルバムが付いてきたらしいけど、残念ながらそれは持ってないから、いつか聴いてみたいよね」
奏雨「へえ、同時購入特典っちさ、ヴィジュアル系でも情けない商法っち思うんやけど、このベストアルバムは最初以外収録曲違うけん同時購入する意味はあるし、ミニアルバムも貰えるなら最後の贈り物としてはファンは嬉しいやろね」
浅水「グリーヴァってファン想いの商売してたのかも……?」
奏雨「解散後のメンバーはどんな感じなん?」
浅水「ギターの陽(はる)さんとドラムの優冴(ゆうご)さんは分からないけど、ベースの緋雨(ひさめ)さんは藍珠(らんじゅ)に改名してgulu gulu(ぐるぐる)に参加、活動休止後はR指定楓さんのソロプロジェクトのKiDのサポートをやってるね」
雪乃「狂鬼さんとギターの碌さんは一緒にthe Muzzleってバンドを結成してるよね」
浅水「だね。数曲聴いてみたけど、グリーヴァっぽかったり、そうじゃなかったりって感じかな。二人とも本業が忙しくてバンド活動が滞ってるみたいだけどね」
雪乃「でも、定期的に五人で集まって出かけたりしてるみたいだよね」
浅水「メンバー同士は仲が良いみたいだから、また五人がステージに立つ姿を見たいものだね」