※この記事は否定的な内容になっています、Nicori Light Toursのファンの方は見ないことをお勧めします。この記事を読んで不快になったとしても責任を負いかねますのでご了承ください。
奏雨「Janne Da Arc（ジャンヌダルク）が解散して、暫くしてyouさんとkiyoさんはNicori Light Tours（ニコリライトツアーズ）を結成したんよね」
雪乃「うん、ジャンヌが動いてない時は各自ソロをしていて、元メンバーが集まってバンド活動をするんだって、ワクワクしたよね。まあ……最初だけなんだけど」
奏雨「……あれ、ジャンヌのファンはNicori Light Toursを聴いとるんやないと？」
浅水「聴いてる人は居るよ。ただハッキリ言うと、【結成当初は聴いたけど、離れた人】がほとんどだと思う」
奏雨「そういう感じなんやね、普通は盛り上がりそうな気がするけど」
浅水「結成当初は盛り上がったけどさ、でもさっき雪乃が言ってたように最初だけね。その理由は何がやりたいのか分からないからだと思う。と言うか、当初youさんとkiyoさんはジャンヌ解散後にYouTubeで新プロジェクトを発表したんだけど……」
ex.Janne Da Arc you(Gt)・kiyo(Key)が様々なアーティストを次々にゲストに迎え、コラボレーションすることで化学反応を起こし続け、変幻自在な音楽を放ち続け、そして自分達の音楽を追求するために新たに発足した音楽ユニット。 you(Gt)・kiyo(Key)2人のニュープロジェクトとして、2人以外のメンバーは固定せず、レコーディング、ミュージック・ビデオ及びライブには、2人が一番合うと思ったボーカル、及びミュージシャンを選抜し、様々なアーティストとコラボレーションすることで、2人が培ってきたロックな楽曲だけではなく、幅広い音楽性を感じられる作品を発表していくというもの。
you・kiyoチャンネル 概要より
奏雨「チャンネルの詳細見たけど……なんか違くない？ ツインボーカルのグループやろ」
浅水「予定が変わったんだろうね、この時点で何がやりたいんだろうと思ったんだけど。でも迎え入れた二人の新人さん、歌声は凄く良いよね」
雪乃「ね。ベースとドラムは入れずに新人とベテランの四人組になったよね」
奏雨「二人とも、Nicori Light Toursはもう聴いてないん？」
浅水「試聴する程度。なんかね……【何が何でも四人の音楽で作品を作りたい】みたいなのが強く出すぎて、正式メンバーにベースとドラムが居ないせいで、リズムの音がものすごくチープだよね」
雪乃「うん。そのパートのメンバーが居たら音は変わってたと思うけど、リズムが打ち込みだから同人音楽みたいになってるんだよね」
浅水「なんだったら同人の方が良い音作りしてるよ」
奏雨「めちゃDISしよーけど……ホントに二人ともジャンヌのファンなんよね？」
雪乃「ジャンヌ大好きだよ。ka-yuさんがやってたDAMIJAWもyasuさんのABCも好きだし。……でも、Nicori Light Toursは新人バンド感出し過ぎてやってることがワケ分かんないんだよねぇ」
浅水「youさんとkiyoさんは好きなミュージシャンだからDISをしたくないんだけど、このバンドばかりは……」
"蜃気楼Girl"を聴いてみよう
奏雨「ツインボーカルっち言えばMix Speaker's,Inc.やMoNoLithみたいなバンドよね」
浅水「Mix Speaker's,Inc.とMoNoLithはどちらも音作りがしっかりしてるけどね」
奏雨「ボーカルの新人をどこで見つけたんやろ。てか、何でツインボーカルにしようと思ったん？」
雪乃「新人さんはYouTubeの歌ってみた動画で見つけたらしいよ～。最初はαyumuさんだけ決まってたみたいだけど、youさんが斑気な性格なのか、毛色の違うボーカルを入れたくなったみたい」
奏雨「歌ってみた動画で採用……もっとじっくり考えた方が良かったんやないと？」
浅水「でも、JOURNEYのニール・ショーンもYouTubeでアーネル・ピネダを見つけて今も上手く続いてるから、それもアリなんじゃないかな」
奏雨「そう言うもんなんやね。最初にミニアルバムを出したみたいやけど、どんな曲なんやろ」
雪乃「ところで、奏雨はジャンヌはひと通り聴いたんだっけ」
奏雨「前に教えてくれてから、色んなアルバムを聴いたよ」
浅水「じゃあ、この"蜃気楼Girl"という曲を聴いてみて」
奏雨「あれ、さっき二人が言いよったリズムがチープって感じがせんのやけど……」
雪乃「始動当初はバンドサウンドをやってたよ。途中から完全打ち込みにスイッチするけどね」
奏雨「そーなんや。ってか、αyumuさんのボーカル……」
浅水「気付いた？ というかすぐ分かるよね」
奏雨「yasuさんに似すぎやね。ko-heiさんは違うタイプやけん良いんやけど」
雪乃「ビックリしたよね。youさんとkiyoさんってyasuさんの面影を追いかけてたんだなって」
浅水「あと曲のサビとか気にならなかった？」
奏雨「それも言おうっち思ったんよ。メロディの動きがyasuさん作曲したんかと思ったくらいジャンヌに寄っとーね」
浅水「作詞は元Awesome City Clubの楓幸枝さんで、メンバー四人で曲を作るという結束感があるように見えて、後発の曲もほとんど作詞家を起用してるんだよね」
雪乃「そういうバンド居るから、それも悪くはないと思うけど……何がやりたいんだろうねぇ」
yasuの音楽をなぞっているのか
浅水「次に"DATSU!!!"という曲を聴いてみよっか」
奏雨「なんか、タイトルだけで何となく歌詞の路線が分かった気がする。コレってセクシー路線？」
雪乃「おー、鋭いね。でも確かにタイトルだけで何となく分かるよね」
奏雨「あ、リズムが打ち込みになっとる。曲そのものは良いのに、もったいな」
雪乃「作詞したのはkazueiという方で、調べてもデータが全く出てこない人だね」
奏雨「小文字表記で、あたかもメンバー感出しとるけど……」
浅水「確かに作詞はNicori Light Toursの中で最も多くしてるね。ほぼメンバーなんじゃないかな？ 安全地帯で言うところの松井五郎さん的な」
奏雨「てか、なんでNicori Light Toursはyasuさんおらんのに、セクシー路線の歌詞をやろうと思ったん？」
雪乃「さっき言ったことと同じになるけど、yasuさんの面影を追いかけてるのかも」
浅水「それと歌詞も歌詞だよね。yasuさんと言えばセクシー路線の歌詞だけど、こんな書き方やんないもん」
雪乃「確かに。なんて言うか……偽物感があるよね」
他はどんな曲があるの？
浅水「フルアルバムが出たんだけど、他の収録曲も聴いてみる？ "ダウナー"と"Re Do"はカッコイイ曲だよ」
奏雨「"ダウナー"は冒頭がジャンヌの"Heavy Damage"を思い出させるというか、曲自体は違うんやけど。kiyoさんのキーボードが主張していてカッコイイ曲やね」
雪乃「これがバンドサウンドだったらどれほど良かったことかって、悔しくなるよね～」
奏雨「もう一曲が……読み方は『リ・ドゥ』で良いんやろっか」
浅水「そう思うよね。でも公式では『レド』らしいよ」
奏雨「なんで?? まあいいや。でもこの曲も良いね。歌詞はyasuさん節をなぞろうとして上手くいってない感が凄いけど。他の収録曲はどんな感じなん？」
浅水「ジャンヌから脱却したかったような激甘な曲"またね"、"君を好きということ"がちょっと……何でこんな曲やろうと思ったんだろうってほどに」
雪乃「これは悪い意味でビックリしたよ。今時のJ-POPでも絶対にやらないレベルで歌詞の糖度が凄くて。あと"カリスマメイカー"は曲そのものがスベってるからなぁ……」
奏雨「DISが止まらんね……"カリスマメイカー"が見事にスベっとーのは確かやけど(汗)。で、この"Welcome to the Destiny"って曲がアルバムのラストみたいやね」
浅水「これは配信音源で聴いた当時から『ジャンヌをなぞってるなら、この曲がアルバムのラストになるだろうな』って思ってたんだけど、正解だったね」
奏雨「アルバムの配置もジャンヌ式になるやん。ってことは、この曲の前はバラードやったりして」
浅水「と思ったら、バラードじゃないんだよね。"The Brand New World Destiny"という曲で、タイトルが似てるから繋げたかったのかも知れないけど、"またね"あるいは"君を好きということ"がラスト一個前にあったら完全にジャンヌだったよね」
雪乃「というか、他に入ってる"薄明"や"東京"もバラードだから、結構バラード多いんだよねえ」
奏雨「アルバムのラストはジャンヌなんやけど、ラスト一個前はジャンヌやないんやね。曲順の構成とか大丈夫なん？」
雪乃「アルバムの試聴動画あるから、聴きながら曲順を見てみると良いよ」
奏雨「これ……アルバムの構成変やない？ 冒頭が"DATSU!!!"で中盤からバラード連発と終盤の"カリスマメイカー"は素人が聴いても変っち思うんやけど」
浅水「ね。本当に何がやりたいんだろう」
音源のNFT販売
浅水「Nicori Light Toursの音源販売方法も何か変で──」
奏雨「まだあるんやね(汗)」
雪乃「あー、NFT販売のこと？」
浅水「だね。そのサイトによる販売方法なんだけど、色んな特典がついたデジタル商品を数量限定で販売してたみたいで」
奏雨「へえ。特典が付いとるんやったら、ファンにとっては嬉しいものやろね」
浅水「ところで、価格はいくらくらいだと思う？」
奏雨「そーやね……デジタル音源1曲がだいたい260円で、ハイレゾ音源が550円くらいやろ？ 特典が付いとっても結局デジタル音源は変わりないし……高くて2,000円とか？」
浅水「正解は10,000円だね」
奏雨「高っ!! 何でそんなにすると?!」
雪乃「当時のNFT販売の詳細ページは消えてるけど、公式のお知らせに残ってるから見てみよっか。50個限定で、原曲の他には各メンバーのボーカル版やインスト、その他名前が掲載される権利等があるみたい」
奏雨「それでも強気な価格設定やね……って、フルアルバムもNFT販売あったっちことよね？」
浅水「そうだね。しかも50,000円するという」
奏雨「なんそれ。元ジャンヌだった二人が新人バンドとして再始動しとって、結局ファンからお金を巻き上げとるんや。なんか……聴く気無くすね」
雪乃「それを考えると、ミュージシャンとしての顔のka-yuさんの行動やyasuさんのProject Shangri-laって、すごく良いことだったんだよね」
浅水「凄いよね。私はyouさんもkiyoさんも尊敬してるし、最高のミュージシャンであることは間違いないしさ、ボーカルの二人もカッコイイし新人ながら頑張ってベテラン二人に付いていってる。でもNicori Light Tours自体は何がやりたいのか分からない」
奏雨「本当に何がやりたいんやろか……」
近年の曲を聴いてみよう
雪乃「最近のNicori Light Toursは配信音源のリリースをやってるみたいだけど、NFT販売は今のところやってないみたいだね」
奏雨「ファンが怒ったとかやないん？」
雪乃「流石に50,000円に関しては応援してたファンも反発してたし、見限った人も居たねぇ。でもたぶんアルバムで区切りがついただけで、またいつかやるんじゃないかな」
浅水「とりあえず最近配信された"unknown"という曲を聴いてみよっか」
奏雨「悪くないんやけど、やっぱどこかyasuさんっぽいんよね……」
浅水「サビのメロディが特にね。で、次が"ヒーローの正偽"」
雪乃「ゴメン、ちょいDISになるけど……メロディがパッとしないのは、yasuさんからの脱却なのかなぁ」
浅水「なんか分かる。あとMVがドラムセット置いているだけで四人の演奏を見せてるのが、なんか……わざとやってるよね」
浅水「Nicori Light Toursについてひと通り話したけど、どうだった？」
奏雨「勿体ないことやっとーね。あたし個人思ったことは、yasuさんがおらんと何もできんのやないやろっかっち、心配しとーよ」
雪乃「そんなことないと思いたいけどね。このまま、この状態がずっと続くならもしかすると本人たちは気付いてないのかも」
浅水「あるいは、わざとやってるかだよね。あと、熱狂的なファンから『イヤなら聴くな』ってお決まりのこと言われそう(汗)」
奏雨「実際、聴かんやろ？」
浅水「うん、今のままだったらちゃんと聴かないね」
雪乃「だねえ」
